第10回ママサカカップ大会レポート 好守で安定したプレーが目立ったアルフォーが節目と大会で初優勝!


 2025年12月14日、鳴沢村の富士緑の休暇村フジビレッジで「FCふじざくらpresents 第10回ママサカカップ Supported by 山梨ダイハツ」が行われた。

 山梨県内の女子サッカーの普及ならびに振興を目的に開催されている本大会。第2回から全世代の女子サッカーを応援している山梨ダイハツが協賛となり、大会をサポートし続けている。

 記念すべき10回目となった今回は、アルフォー、釜水レディース、富士川レディース、吉田ハーツ、kiso.ina.F、FCフロール、池田MMの7チームが参加。一部クラブには、FCふじざくら山梨の選手、スタッフが助っ人として参加した。試合は4チームと3チームの2ブロックに分かれての総当たりリーグ戦を実施。各ブロックの上位2チームが決勝トーナメントに進出する形式で行われた。また、50歳以上の選手がゴールを奪うと2点というこの大会の特別ルールも継続して採用された。

 Aブロックでは、アルフォー、釜水レディース、富士川レディースが対戦。初戦で釜水レディースを1対0で下したアルフォーは、続く富士川レディース戦でも、オーバー50ゴールも含めて3対0で勝利し決勝トーナメント進出を決めた。残り一枠を賭けた釜水レディースと富士川レディースは、一進一退の攻防戦に。互いにチャンスをつくるものの、決定打を描いて試合終了。結果、得失点差で釜水レディースが2位で決勝トーナメントに駒を進めた。

 一方のBブロックは、吉田ハーツ、kiso.ina.F、FCフロール、池田MMの4チームが激突。過去に優勝経験のあるFCフロールが優位かに思われたが池田MMとの初戦を0対0で引き分けると、続く吉田ハーツ戦もスコアレスドロー。勝利がほしい最後のkiso.ina.F戦では相手に先制され反撃を試みるがあと一歩及ばず敗戦。まさかの無得点で大会を終えることに。
 そんな中でBブロック1位通過したのは、池田MM。2試合目のkiso.ina.F戦で2対0で勝利を収めると、3試合目の吉田ハーツ戦も相手に得点を許さず引き分けに持ち込んだ。吉田ハーツは勝ち点で池田MMと並んだものの、得失点差で2位となった。

大会が始まってしばらくは、霧が立ち込めるコンディションの中で選手たちが奮闘

回を重ねるごとに試合のレベルも上がっている

予選リーグ同様に攻撃力で圧倒したアルフォーが頂点に

 迎えた決勝トーナメントAブロック1位のアルフォーとBブロック2位の吉田ハーツの試合は、攻撃力に勝るアルフォーがボールを支配。チャンスで得点を奪って、相手の反撃を食い止めて1対0で決勝へと駒を進めた。もうひとつの準決勝は、Aブロック2位の釜水レディースが池田MMの攻撃をしのぎきった後のチャンスを生かしてゴールを奪い、勝利を収めた。

 迎えた決勝戦。どちらも初優勝がかかる試合となったが、素早いパスワークとスピードを生かした攻撃力を武器にアルフォーが流れをつかむ。そして試合中盤にオーバー50ゴールが決まり2得点。釜水レディースも粘りを見せたが得点にはつながらず、アルフォーが節目の大会で優勝を手にした。

 閉会式では、決勝トーナメントに進んだ4チームに記念品を贈呈。また、参加チームで最も活躍した選手にはMIP賞として記念品とふじざくらベアが贈られた。

 大会前日は雪となり、当日もどんよりとした雲が立て込み、冷たい風が吹くコンディションでスタートしたが、最後は太陽も顔をのぞかせ、参加したママさんプレーヤーを輝かせていた。


決勝戦でゴールを決め、笑顔をみせるアルフォーの選手

MIP賞(Most Impression Player:最も輝いた選手)が各チーム1人に贈られた

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取材・文/松野友克

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